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着ぐるみユニフォーム案
少し前のことですが、「世界バレー」の試合を見て、私は感心していました。
この選手たちならきっと
着ぐるみを着ても機敏な動きができると思ったのです。
私はよく、スポーツ観戦中に
「ユニフォームが着ぐるみだったら面白いのに」と思います。
スピード感があるスポーツほどおもしろいと思うのです。
特にバレーボールでは
「リベロの選手のユニフォームが他の選手と少し違う」というのが
おいしいではないですか。
着ぐるみにおける掟は「あくまでベタ・誰にでも分かる」(自分内ルール)なので
それに則って、その時試合に出ていた中国チームについて考えました。
えー、パンダですね。パンダです。全員パンダです。
そしてリベロは笹です。
白黒の中に鮮やかな黄緑という色のコントラストも素晴らしいと思います。
パンダなら腕も上がりやすくて、アタックもしやすいでしょうし(着ぐるみ比)
笹は高さがあるので、レシーブに有利だと思います。
「ギョーザに1人だけ春巻き(長さが有利)」という案も考えましたが
パンダの圧倒的人気にはかなわないので、こちらはホーム用ユニホームにします。
①国際社会にアピールする国のイメージの分かりやすさ
②反発を招かない政治性のなさ(他国と競争している産業等は不向き)
③試合に勝つための形状の有利さ
という条件を満たすものこそ
優れたバレーのユニフォームなのです。
(※自分内ルール)
続いて他国も考えました。
アメリカ
アウェー:コークと1人だけペプシ
ホーム:チーズバーガーと1人だけホットドッグ
韓国
アウェー:キムチと1人だけ白菜(漬かってない)
ホーム:高麗人参と1人だけ独参湯
フランス
アウェー:バケットと1人だけクロワッサン
ホーム:赤ワインと1人だけワイングラス
イタリア
アウェー:ピッツァと1人だけピザ釜につっこむ棒
ホーム:オリーブオイル(瓶)と1人だけエキストラバージンオリーブオイル(瓶)
ロシア
アウェー:白鳥と1人だけ黒鳥(バレエ)
ホーム:くるみ割り人形と1人だけくるみ
オランダ
アウェー:風車と1人だけチューリップ
ホーム:ゴーダチーズと1人だけエダムチーズ
日本
アウェー:寿司と1人だけガリ
ホーム:石と1人だけコケ
フランスのバケット×クロワッサンのように色味にほとんど違いがない場合は
高速で動くと相手チームに混乱をきたすので、有利かもしれません。
ロシアの白鳥の湖ユニフォームは動きやすいために断然有利ですが
「規定よりも綿が圧倒的に少ない」と国際バレー連盟から注意されるでしょう。
しかしくるみ割り人形が動きにくいのだからプラマイゼロだと反論します。
オランダの風車×チューリップは
2つの相関性が薄いために、ファッション評論家にはあまり人気がありません。
日本は「寿司」というくくりの中でひとりひとりネタが違うのですが
イクラの人がボールの変わりにイクラを飛ばしたりするので反則を取られます。
石×コケは日本庭園をイメージしましたが
世界レベルでは理解されにくく見栄えも悪く
寿司と相まって形状的にも全く有利ではないため
そのデザイナーは酷評されます。
「着ぐるみで精神性を表現しようなんて空気読めてない。」
とか言われるのです。
そこが日本らしいなぁと思います。
この選手たちならきっと
着ぐるみを着ても機敏な動きができると思ったのです。
私はよく、スポーツ観戦中に
「ユニフォームが着ぐるみだったら面白いのに」と思います。
スピード感があるスポーツほどおもしろいと思うのです。
特にバレーボールでは
「リベロの選手のユニフォームが他の選手と少し違う」というのが
おいしいではないですか。
着ぐるみにおける掟は「あくまでベタ・誰にでも分かる」(自分内ルール)なので
それに則って、その時試合に出ていた中国チームについて考えました。
えー、パンダですね。パンダです。全員パンダです。
そしてリベロは笹です。
白黒の中に鮮やかな黄緑という色のコントラストも素晴らしいと思います。
パンダなら腕も上がりやすくて、アタックもしやすいでしょうし(着ぐるみ比)
笹は高さがあるので、レシーブに有利だと思います。
「ギョーザに1人だけ春巻き(長さが有利)」という案も考えましたが
パンダの圧倒的人気にはかなわないので、こちらはホーム用ユニホームにします。
①国際社会にアピールする国のイメージの分かりやすさ
②反発を招かない政治性のなさ(他国と競争している産業等は不向き)
③試合に勝つための形状の有利さ
という条件を満たすものこそ
優れたバレーのユニフォームなのです。
(※自分内ルール)
続いて他国も考えました。
アメリカ
アウェー:コークと1人だけペプシ
ホーム:チーズバーガーと1人だけホットドッグ
韓国
アウェー:キムチと1人だけ白菜(漬かってない)
ホーム:高麗人参と1人だけ独参湯
フランス
アウェー:バケットと1人だけクロワッサン
ホーム:赤ワインと1人だけワイングラス
イタリア
アウェー:ピッツァと1人だけピザ釜につっこむ棒
ホーム:オリーブオイル(瓶)と1人だけエキストラバージンオリーブオイル(瓶)
ロシア
アウェー:白鳥と1人だけ黒鳥(バレエ)
ホーム:くるみ割り人形と1人だけくるみ
オランダ
アウェー:風車と1人だけチューリップ
ホーム:ゴーダチーズと1人だけエダムチーズ
日本
アウェー:寿司と1人だけガリ
ホーム:石と1人だけコケ
フランスのバケット×クロワッサンのように色味にほとんど違いがない場合は
高速で動くと相手チームに混乱をきたすので、有利かもしれません。
ロシアの白鳥の湖ユニフォームは動きやすいために断然有利ですが
「規定よりも綿が圧倒的に少ない」と国際バレー連盟から注意されるでしょう。
しかしくるみ割り人形が動きにくいのだからプラマイゼロだと反論します。
オランダの風車×チューリップは
2つの相関性が薄いために、ファッション評論家にはあまり人気がありません。
日本は「寿司」というくくりの中でひとりひとりネタが違うのですが
イクラの人がボールの変わりにイクラを飛ばしたりするので反則を取られます。
石×コケは日本庭園をイメージしましたが
世界レベルでは理解されにくく見栄えも悪く
寿司と相まって形状的にも全く有利ではないため
そのデザイナーは酷評されます。
「着ぐるみで精神性を表現しようなんて空気読めてない。」
とか言われるのです。
そこが日本らしいなぁと思います。
白い星空
七夕には思い出さなかったくせに
大好きなブログ「静止軌道にゆらゆらと、」さんの七夕の日の記事を見て
過去に見たすごい天の川を思い出しました。
私が天の川を見た所は「究極の光害ゼロスポット」である海上でした。
それは学生時代に行ったオーストラリアへの船旅の途中でした。
船から見る360度の水平線と空が交わり
青い円盤の上を走るような景色が何日も続いていました。
すれ違う船もありません。
それはつまり、360度の数百キロにわたって陸地がなく
自船が出す以外の光が一切ないということでした。
そんな日に星空観察会が行われました。
夜になり、大部分のライトを落としたデッキからは、
かつて見たこともないほどに、とてもよく星が見えました。
光の強さが何段階もあることがはっきりと分かりました。
観察会のラストに、特別に「安全のために船が必ずつけておかなければいけないライト」を
数分間消してくださいました。
それはつまり完全な暗闇になったということです。
ライトを消した瞬間、デッキの人が一斉にどよめきました。
私はあまりのことに、言葉が出ませんでした。
夜空が白いのです。
星空というと「黒の背景に、白や黄色の光点がポツポツとある」のを思い浮かべます。
でも、本当の星空は、「黒い所」がありませんでした。
「全てが星」でした。
遠近が果てしなく、どんな星と星の間にも、さらに星があります。
かすかな光の向こうには、さらにかすかな光があるのです。
その存在が分かるのです。
そしてその果てしない奥行きが、濃淡折り重なる白い光となって
360度の水平線から続く頭上の全てに広がっていました。
あまりに美しくて、あまりに果てしなくて、
自分の小ささを飛び越えて意識が反転し、世界が全て知り合いのような気がしました。
すぐ隣にいる人の輪郭さえも分からない暗闇の中で、
頭上から、自分を含む宇宙の全てがこちらを見ている気がしました。
その明るさの中に、
とても絵には表現できないほどに星の密度が濃い一帯がありました。
それが天の川でした。
霧のように、流れる水が反射する光のように、天の川には星が密集していました。
明らかに他とは違う、太いラインでした。
夏の大事な思い出です。
大好きなブログ「静止軌道にゆらゆらと、」さんの七夕の日の記事を見て
過去に見たすごい天の川を思い出しました。
私が天の川を見た所は「究極の光害ゼロスポット」である海上でした。
それは学生時代に行ったオーストラリアへの船旅の途中でした。
船から見る360度の水平線と空が交わり
青い円盤の上を走るような景色が何日も続いていました。
すれ違う船もありません。
それはつまり、360度の数百キロにわたって陸地がなく
自船が出す以外の光が一切ないということでした。
そんな日に星空観察会が行われました。
夜になり、大部分のライトを落としたデッキからは、
かつて見たこともないほどに、とてもよく星が見えました。
光の強さが何段階もあることがはっきりと分かりました。
観察会のラストに、特別に「安全のために船が必ずつけておかなければいけないライト」を
数分間消してくださいました。
それはつまり完全な暗闇になったということです。
ライトを消した瞬間、デッキの人が一斉にどよめきました。
私はあまりのことに、言葉が出ませんでした。
夜空が白いのです。
星空というと「黒の背景に、白や黄色の光点がポツポツとある」のを思い浮かべます。
でも、本当の星空は、「黒い所」がありませんでした。
「全てが星」でした。
遠近が果てしなく、どんな星と星の間にも、さらに星があります。
かすかな光の向こうには、さらにかすかな光があるのです。
その存在が分かるのです。
そしてその果てしない奥行きが、濃淡折り重なる白い光となって
360度の水平線から続く頭上の全てに広がっていました。
あまりに美しくて、あまりに果てしなくて、
自分の小ささを飛び越えて意識が反転し、世界が全て知り合いのような気がしました。
すぐ隣にいる人の輪郭さえも分からない暗闇の中で、
頭上から、自分を含む宇宙の全てがこちらを見ている気がしました。
その明るさの中に、
とても絵には表現できないほどに星の密度が濃い一帯がありました。
それが天の川でした。
霧のように、流れる水が反射する光のように、天の川には星が密集していました。
明らかに他とは違う、太いラインでした。
夏の大事な思い出です。